様々に去来する思いを透かして
愛するチベット民謡を感じてくれたら。
エマレホー、Tibetan Indigenous Music!
なんて素晴らしい!
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2015.06.01.Mon | -
せつない汗
3月10日の人権要求デモ。
今年はチベット本土で、デモに参加したチベット人80人程が中国政府に殺害されたらしい。
米国がお墨付きを与えたばかりのオリンピック開催予定国での人権侵害行為とあって、世界中が注目して報道しているようだ。
この亡命政府本拠地でも例年のごとくデモが淡々と行われたが、翌日様子が変わった。
このニュースをラウドスピーカーで知らせながら町中を車が回ったのだ。
それからは、デモは一向に終わる気配はなく、毎日国旗を持ってバイクに乗ってデモをする若者を目にするようになり、100人ほどのチベット人は小屋にこもってハンガーストライキをし、町中のチベット人商店が店を閉めた。
昨夜は、夜九時に屋根かバルコニーにろうそくを灯すようにと、多くのろうそくが町中で配布された。
今も、1時間ごとに声高に主張を繰り返し町を練り歩いているグループの声が近づいては遠のき、またやってきては去りしている。
No killing in Tibet!
文字だけとは異なり、こう叫び続ける汗ばんだチベット人の息づかいを間近で感じる時、胸が熱くなるのをどうしても止められない。
No killing in Tibet!
No killing in Tibet!
No killing in Tibet!


crying man


お願いだから、お願いだからチベット人を殺さないでくれ!
命を奪うことを止めてくれ!
Stop killing in Tibet!
Stop killing in Tibet!
Stop killing in Tibet!

何度も何度も何度も彼らは同じ場所に立ったまま繰り返す、繰り返す....

せつない........なあ.......
本当にせつない。
こんな理不尽なことが起きるのか、まさに信心深く虫も殺さぬ仏教徒であるこのチベット人達の身に。
   
                  

2008.03.29.Sat 19:49 | Happy Free Tibet
ここにいる私とそこにいるあなた
息子の初めての留学先の友人は、『太陽』という名の、チベットから逃げてきた男の子。
両親はチベットに元気でいるのか、と息子に問うと、かわいそうで聞けないと。
生きていたとしたら恋しくて仕方ないに違いないし、殺害されていたのだとしたらそれこそ聞くことなどできるはずもないと。

息子のクラスにはチベット語の読み書きができない子がほとんど。
遊牧もままならず、町に行っても中国人に職を奪われてしまったチベットにいたのでは将来はみじめなものになってしまうと、教育と安全と将来のために子供だけを命がけで亡命させるのだ。

ここの人たちにとって、チベットで起きることはまさに自分たちの身に起きること。
父は殺されてしまったのだろうか?
母は無事だろうか?
妹は巻き込まれていないだろうか?
おば達は元気だろうか?
止めてくれ、止めてくれ、彼らを殺さないで・・・
そういうことだ。

先日のプラカードにはこう書かれていた。


『We miss our family. 』


いつの日からか国と呼ばれるくくりができ、いつの日からかその目に見えぬ枠に翻弄されるようになった。
目の前にいる人とのかかわりが生きることだったのに。
会ったことのある人、知り合いの知り合い、同じ臭いのする山に住む人達との暮らしが。
今では面識もない人々や訪れたこともない地までもが、考えの中に入れられ動かされる。
生の感覚が伴わない頭の中だけの算段が、あたりまえのことを踏みにじっても無感覚でいられるようにしてしまった。
駆け引きや権力闘争の政治も、結局チベット仏教の説く執着や無知から発したもの。
人類がそれを脱しなければ当たり前の幸せも踏みにじられ続ける。
平凡に暮らしていけることよりそんな政治が優先されたり、恨みの連鎖にがんじがらめになっている状況が何と多い事だろう。



そこに、このチベット問題は実に大きな変容の機会となるのだ。
だからこそ世界がチベットの態度を支持することは人類の生きる道を転換する程の変化をもたらすはず。





まるで、そのためにチベット人達は祖国では悲惨な目に遭い、
外では世界中に散り散りになる運命を背負ってくれたのかと思う程だ。
あれ程残酷な投獄や拷問や殺戮を今も繰り返している人々に対して、
復讐の暴力だけでなく、
制止するための暴力さえも使うことなく、
ただ対話をしようと呼びかけている。
損得勘定や権力欲しさからではなく、
誠実な態度で話合おうと。









今ここでは、インド人もアメリカ人もフランス人もイタリア人も台湾人も韓国人も、彼らを支持するためにチベットの国旗を手に見守っている。


2008.03.29.Sat 19:50 | Happy Free Tibet
慈悲の血
uprising dayから一週間以上経つのに、未だデモが終息する気配はない。
もしかすると、日に日にその熱さを増しているようにも思える。
町の掲示スペースには、毎日新しい張り紙が張られる。
今朝、息子をスクールバスに乗せ終わって返ってくる道すがら見てみると、それは何体もの死体の写真。
撃たれた箇所には印がついていて、取り出された弾丸や、流れ出た大量のどす黒い血液が写っている。
腫れ上がった顔、皮が全て剥がれてしまっている下半身、血に染まった美しいままの尼僧の顔、内臓が飛び出した僧侶の腹部などが、今日のデモの勢いにさらに火をつけるに違いないと思った。



ちょっとおハイソなお坊様達も昨日から静かにデモを始めた。
優しい声の声明で、もしかすると鎮魂のためなのかもしれない。
夕べは私たちが床に就く時もまだ外で声明は続いていた。
その声を聞きながら、チベットで果てていった多くの彼らのことを思いながら眠りについた。


ahinsa


ハンガーストライキの小屋は今日はお坊様ばかりだ。
今も何とももの悲しい声明の声を聞きながらこれを書いている。



アヒーンサーーー
アヒーンサーーー
アヒーンサーーー



他の言葉は聞き取れないが、これは確か『非暴力』の意味。
どんなにやるせないだろう。
無知の衆生を救うための修行をしているお坊様。
俗人の部分の悔しさや怒りや悲しみ、そして出家した僧侶としての、中国人をも含めた一切衆生への慈悲とがぶつかりあって、胸の内は引き裂かれているだろう。
シンプルに怒りだけに染まっているよりも、内から突き上げてくるものがあるのではないかと想像できる。




chine flag




デモで拳を上げ声を枯らしてシュプレヒコールをバリバリ先導する若いお坊様ももちろん多い。
あふれそうな若者のエネルギーと素朴な感情をそのまま行動に表して。



Long live Dalai Lama!
Long live Dalai Lama!
Long live Dalai Lama!

Releace Releace Panchen Lama!
Releace Releace Panchen Lama!
Releace Releace Panchen Lama!



法王様の抑止がチベット人全体に対し、いかに過激な行動を押しとどめているか、そして逆に、その存在自体がいかに勇気をもたらしているかが肌で感じられる。
つまり、勇敢に非暴力を貫くという一見すると矛盾する二つのことをやってのけることができるのは法王様という拠り所があるからなのだ。


2008.03.29.Sat 19:51 | Happy Free Tibet
旗、旗、旗
今日は、国旗に焦点があたっている。
昨日まではなかったが、ずらりと国旗のついたひもが道にはりめぐらされた。
けれど、それを見てちょっとびっくり。
交互に三種類の国旗がはためいてるのだが、ひとつはもちろんチベット、そしてインド。
ここまではわかる。
けれど、その次に来るのが星条旗。
アメリカだ。
んんっ?
確かにアメリカは今までチベットに好意的に様々なことをしてくれたし、先日などは法王様に何故か金のメダルをくれたりしたけれど、アメリカのその他の民族や国々にしてきた『正義』と矛盾するような行為についてチベット人はどう消化してるんだろう。

現実、頼らざるを得ないのか・・・?
・・・よねえ。

相変わらず、遺体ポスターは主役のままで、昨日は超特大版の集合版と個別版がプリントされ、張り出された。
ということで、我が息子は、スクールバスからの帰り道、目のやり場がなかったらしい。
私も全て視界に入れていたのでは、本当に吐き気をもようしてしまう量だ。
仏教論理大学の門前は何十枚という遺体ポスターだらけ。
ちょっと凄い。

日本人の私には激しすぎます。

それにしても、この高速プリントぶりには目を見はるものがある。
一日一日しっかりとしたプリントのポスターが印刷される。
しかも、政府で働いている人によると、このデモも特にリーダーがいるわけではないらしい。
集まるのも、掲載するのも、印刷するのも、それを選ぶのも、みな自然発生しているというのだ。
すごいエネルギーと情熱と協力体制ぶり。
旗も頭につけたり、肩から羽織ったり、手に持ったり、バイクに取り付けたりとそれぞれ自主的にアピールしている。



painting face



旅行者もだんだん行動する人の数が増えてきた。
西洋人の多くが、ピンでバッグに国旗をつけて歩くようになった。
私のように何もつけていない人物は逆にちょっと気恥ずかしい。
幸い(?)息子がダラムサラに着くなり国旗Tシャツを買って着ているから許してもらおう。

それにしても国旗というものの役割を改めて間近で見せられた思いがする。
独立国であり、たいした外国の脅威にもさらされていない日本においては、かつての苦い思い出を担わされ、日本人としての誇りを表すものとはほど遠い印象のものになってしまった国旗。
ここではできる限りの思いを込めてチベットの国旗を
掲げる!
着る!
巻き付ける!
描く!
チベット人の尊厳への強い思いをぎゅーっと凝縮させたものとして存在している。

ハンガーストライキの数も倍加した。
夜を徹しての沈黙の抗議。

2008.03.29.Sat 19:53 | Happy Free Tibet
掲示板よ飛べ!
これは、仏教論理大学の壁に各国の言語で書かれて掲示されている文書。
『仏教論理大学チベット学生平和運動』によるものだ。
国内外からここを訪れる多くの人々やマスコミも目を通している。
そっくりそのまま、日本に飛ばします。

                 懇請書

  これは、チベットで平和と人権の為に闘っているチベット人達への支援を
  国際社会へ訴える懇請書です。この為には、下記の要求、要請を満たす事が、
  絶対不可欠です。

1)我々は、中国による虐待に平和的抗議を行う素手のチベット人への残酷な殺人行為を中止する様、中国政府へ強く要求する。

2008年3月10日より、首都ラサとチベット高原諸地域のチベット人達が、中国共産党により続けられる文化宗教弾圧に対し、平和的抗議運動を始めた。中国政府の否定声明にも関らず、中国軍、警察はデモ参加者へ発砲。僧、尼僧、学生、老人等、多数の抗議者を無差別に殺害した。それ故我々は、中国の侵略、暴政に対し平和的抗議を行う素手のチベット人への残虐な殺人行為を中止する様、中国政府へ強く要求する。

)我々は、最近の暴力的弾圧により負傷した多数のチベット人抗議者へ対する医療支援を、国際社会へ要請する。

中国兵士の銃撃により、深刻な、あるいは致死の傷害を負った多数のチベット人は、緊急な
医療対処を必要としている。たとえ、中国政府が、チベット内の全医療施設に、これらのチベット人へ認可供給された医療援助を禁止しているとしても。

3)我々は、平和的抗議運動中に逮捕された罪無きチベット人の即刻解放を、強く要求する。

中国軍、警察は、多大数の平和的抗議者を逮捕、拘束した。それ故我々は、中国による虐待への異議を平和的に現す権利を行使した、罪無きチベット人達の即時解放を、強く要求する。

4)我々は、最近の事例を調査する為に、独自の査察団をチベットへ緊急に派遣する様、国際連合へ要請する。

中国政府による厳重な報道管制のため、ビデオ等、信頼できるいかなる情報源においても、
チベット内部撮影は極めて困難である。チベット人デモ参加者に対する、進行中の暴力、残虐な抑圧について発信し、捕えられたチベット人は誰であれ、容赦無い刑罰を受ける。  更に、様々な目撃者の証言によると、中国当局は、中国国営放送により撮影され国際的に入手可能とされた”チベット僧、尼僧、遊牧民を装った中国諜報員により演出された暴力行為”で、国際社会を欺こうとしている様に見える。それ故我々は、その場で、最近の事例を調査する為に、
独自の事実査察団をチベットへ緊急に派遣する様、国際連合へ要請する。

5)我々は、中国政府がダライラマ法王との包括的な対話を継続する様、強く要求する。

現在進行中の中国共産政府とチベット民衆間の闘争を終止させる為に、我々は、中国政府が
ダライラマ法王との包括的な対話を継続する様、強く要求する。

仏教論理大学チベット学生平和運動  IBD Student Peaceful Movement for Tibet Cause



fog flag



2008.04.24.Thu 13:06 | Happy Free Tibet
お兄ちゃん達はオリンピックの影に
そんなタイの楽しさをOCの子供達にも分けてあげたい。
ほんの少しだけれどお土産を買って帰り、息子が登校日の初日に皆にあげた。
女の子にはお菓子をひとつづつ、男の子にはインドで人気のキャラクターの鉛筆を。
仲良しの太陽君と蜂の子君には、さらに鉛筆削りを追加して。
みんな、どんな反応をしたかなあ、と楽しみに息子の帰りを迎えに行き、週末恒例の外食に行く。
レストランに着くまでの道すがら、今日3人のクラスメイトから亡命の様子を聞いたんだと報告してくれた。

1人の女の子は亡命が発覚し、お兄ちゃんと共に中国軍に逮捕され、なんと!投獄されてしまったそうだ。
彼女はまだ幼かったので手出しされることはなく3ヶ月で出所できたが、お兄ちゃんは石を口に入れられたり、
水にご飯を入れただけの食事しか与えられない生活を強いられ、2度と家族のもとには帰ってこなかった。
不安な亡命中頼りにしていた大好きなお兄ちゃんは、おそらく命を落としたのだろうとその子は言った。
3ヶ月半、お兄ちゃんが拷問され、ひどい扱いを受け続けているのを目の当たりにしなくてはならなかった彼女。
どれ程、どれ程、恐怖と悲しみとつらさにもだえ苦しみ、身を震わせたことだろう。
彼女自身は国境で、偽パスポートであることが発覚しそうになったが、幸いにも心優しき中国兵が偽かどうか確信が持てないという振りをして見逃してくれたということだ。
他の兵士が担当だったら彼女は投獄されていたか、拷問などにより家族の命が危険にさらされたことだろう。

もう1人の女の子もやはりお兄ちゃんと亡命を試みた。
途中、岩が落ちて来て・・・という言葉を口にしたとたん、その子は大泣き。
その岩はお兄さんの頭を直撃し、大けがを負うも歩き続けたが、曲がり角で、中国軍に突然遭遇。
その瞬間お兄ちゃんと中国軍の兵士が姿を消してしまった。
おそらく、このお兄ちゃんも生きてはいないだろうと彼女は言って泣きじゃくった。

そして3人目の女の子は、お母さんがインド亡命を勧めたが、お父さんが反対だったそうだ。
ところが、お父さんが遠方に出かけている時に亡命のチャンスが訪れたため、電話で許しを請い決行した。
無事に亡命できたものの、家族と連絡を取った彼女が知ったのは、デモをした罪でおじさんが中国軍に殺害されたということだったと泣きに泣いて語ったそうだ。

そんな話に心も虚ろになっている私に、レストランの席に着いた息子がリュックから何やら出して言う。
「おかあさん、ファンレターが一杯だよ!」
「ファンレター?」
「そう。みんながおかあさんに手紙を書いたんだ。」
「ええ? 何何? 早く見せて〜。」
自然発生的にひとりまたひとりと書き始めたそうだ。
『G’s mother, thank you very much』
『You is very kind and good』
皆、思い思いに苦手な英語を駆使してノートの切れ端に私への感謝の気持ちを書いてくれていた。
ありがとうね、ありがとう、OCのみんな、私はとってもうれしいです。
私がみんなをずーっと幸せにしてあげられたらどんなにかいいでしょう。

読後、レストランで4月からの大手日本新聞の記事のスクラップを読んで、私は悲しくなった。
『聖火リレーという楽しい催しに、デモが来て騒がれて、気分が台無し』とか『与えられた仕事をきっちりとこなしたまで。』と聖火リレーに参加した有名人達が語ったそうではないか。
無関心は一つの罪だと誰かが言ったが、こんなチャンスにしか耳を傾けてもらえないためにやむを得ずデモをしているチベット人の状況に無頓着にならずに、せめてどういうことなんだろうと興味を持って欲しかった。
あと数日で北京オリンピッ・・・ク。
抵抗することのない罪なき他民族を拷問し、殺害し続ける国で、0.01秒を競うお祭り騒ぎをする意味がどこにあるんだろうか。
国家宣伝、権威誇示・・・そうではない?感動をくれるんですか?
皆に心の平安を下さい。



letters

2008.08.07.Thu 22:55 | Happy Free Tibet
Olympic Beijing 2008
その時がやって来たのだ。
オリンピックの開催・・・。

北京オリンピックのプロパガンダの文言。
『ONE WORLD ONE DREAM』
を文字って作られたデモプラカードにはこう記されている。



ONE WORLD

ONE DREAM

FREE TIBET




世界がひとつになる
ひとつの夢に向かって
それは、自由なチベット



今日のダラムサラ・・・


lost list



one world



black poster



olympic poster




moaning women





pray





2008.08.08.Fri 17:05 | Happy Free Tibet

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