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様々に去来する思いを透かして
愛するチベット民謡を感じてくれたら。
エマレホー、Tibetan Indigenous Music!
なんて素晴らしい!
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2015.06.01.Mon | -
ここにいる私とそこにいるあなた
息子の初めての留学先の友人は、『太陽』という名の、チベットから逃げてきた男の子。
両親はチベットに元気でいるのか、と息子に問うと、かわいそうで聞けないと。
生きていたとしたら恋しくて仕方ないに違いないし、殺害されていたのだとしたらそれこそ聞くことなどできるはずもないと。

息子のクラスにはチベット語の読み書きができない子がほとんど。
遊牧もままならず、町に行っても中国人に職を奪われてしまったチベットにいたのでは将来はみじめなものになってしまうと、教育と安全と将来のために子供だけを命がけで亡命させるのだ。

ここの人たちにとって、チベットで起きることはまさに自分たちの身に起きること。
父は殺されてしまったのだろうか?
母は無事だろうか?
妹は巻き込まれていないだろうか?
おば達は元気だろうか?
止めてくれ、止めてくれ、彼らを殺さないで・・・
そういうことだ。

先日のプラカードにはこう書かれていた。


『We miss our family. 』


いつの日からか国と呼ばれるくくりができ、いつの日からかその目に見えぬ枠に翻弄されるようになった。
目の前にいる人とのかかわりが生きることだったのに。
会ったことのある人、知り合いの知り合い、同じ臭いのする山に住む人達との暮らしが。
今では面識もない人々や訪れたこともない地までもが、考えの中に入れられ動かされる。
生の感覚が伴わない頭の中だけの算段が、あたりまえのことを踏みにじっても無感覚でいられるようにしてしまった。
駆け引きや権力闘争の政治も、結局チベット仏教の説く執着や無知から発したもの。
人類がそれを脱しなければ当たり前の幸せも踏みにじられ続ける。
平凡に暮らしていけることよりそんな政治が優先されたり、恨みの連鎖にがんじがらめになっている状況が何と多い事だろう。



そこに、このチベット問題は実に大きな変容の機会となるのだ。
だからこそ世界がチベットの態度を支持することは人類の生きる道を転換する程の変化をもたらすはず。





まるで、そのためにチベット人達は祖国では悲惨な目に遭い、
外では世界中に散り散りになる運命を背負ってくれたのかと思う程だ。
あれ程残酷な投獄や拷問や殺戮を今も繰り返している人々に対して、
復讐の暴力だけでなく、
制止するための暴力さえも使うことなく、
ただ対話をしようと呼びかけている。
損得勘定や権力欲しさからではなく、
誠実な態度で話合おうと。









今ここでは、インド人もアメリカ人もフランス人もイタリア人も台湾人も韓国人も、彼らを支持するためにチベットの国旗を手に見守っている。


2008.03.29.Sat 19:50 | Happy Free Tibet
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2015.06.01.Mon | -

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