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エマレホー、Tibetan Indigenous Music!
なんて素晴らしい!
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2015.06.01.Mon | -
お勉強お勉強

歌い方はもちろん、地元の音楽事情の一端を知り、それぞれのアーティストの奏法の違いがどんな所にあるのか、ショーの構成はどうなっているのかやその行程は実際どう運ばれるかなどを見学するぞ。

ということで、行ってきましたチベタンディナーショー。




会場となるレストランに、まずは沢山の楽器を抱えた体格のいいおじいさんアーティストが入って来た。

勢い余って1時間間違えたために一番良い席を確保できたので、かぶりつきでぎょろぎょろ観察。

音合わせから居合わせてしまった私。

おお!先生!

「タシデレ、ゲンラ(先生)。」

「ああ、来てたの。」

2番目に入って来たのは、去年ピワンを教えてもらった先生だ。

先日は私のチベット語の先生がダニェンを習いたいというので、紹介するため先生のところにおじゃましてついでに世間話や音楽の話をしてきたばかり。

・・・んん???ん?

次に入って来たおじさん。

どっかで見たことがある。

テレビだっけ?舞台だっけ?う〜む。

そうだ!この間ショールを買った門前町のお土産や!

なんと、アーティストだったか。




3人のおじさん達はまず、ミネラルウォーターを注文した。

ステージウォーターね、うん、やっぱり必要だ、と思ったら水割り用の水だった。

ステージの端に3杯の水割りが並んだところで、音合わせが始まった。

いいね、いいねえ。

私もパフォーマンスの前に一杯ひっかけると、緊張がほぐれて良い加減になる。

ただこの方達は、楽しいから飲んでるとしか思えない。

飲む前も後も変わらず全く緊張感なし。

しぱらくすると、主役の歌手ケルサン・チューキーさんが登場。

「アチャ、タシデレ。」

「あら、いらっしゃい。」

彼女とも先日、自宅でお茶をいただきながら、『歌手』とは何かについて随分と長い時間語り合った。

だから今日は彼女のいわんとすることが何なのかを垣間見ることができる、実に意義深い機会だ。




いよいよショーが始まると、彼女のダライラマ法王様へ捧げるお経に始まり、歌の内容の説明と共に心地よいペースでプログラムが進んでいった。

3人のおじさんはそれぞれ個性が違うし、彼女はさすが!いろいろな地方の異なったスタイル、雰囲気、リズムの歌を織り交ぜた構成を駆使して、お客さんを飽きさせることなく展開した。

楽器もダニェンは大小3台、ピワンも3台、太鼓。

そしてダンスが3曲ほど。




彼女が先日話していたように、確かにおじさん達とノリが違った。

彼女は全身全霊で丁寧に丁寧に歌う歌手。

一方おじさん達は細かい事抜きでガンガン勢いですっとばし、ダニェンをキュインキュインやっちゃうタイプ。

また古典曲もTIPAで教えているスタイルと違った貴重な歌を聞かせてもらった。

ダンスも然り。

乙姫様のようなひらひらした手をつけず、体の芯が揺れる動きを大切にした舞踊法。

パフォーマンスと化す以前の踊り方だ。

彼女のこだわりの表現。

毎月開催するそうだから、また研究に伺わせていただきます、アチャラ。







 

2008.10.29.Wed 15:21 | チベット音楽文化
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2015.06.01.Mon | -

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