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2015.06.01.Mon | -
行き止まり
そう言えば、日本ではこんなことがあった。

息子がとても大好きで仲良しの子に20円だか30円のガムを買ってあげたら、その子が返金しに来た。

お母さんに注意されたらしい。

また、一緒に遊んでいた友達が玄関先に来て、入りたそうだったので、家の中で15分程遊ばせたら、夜お母さんからご丁寧にお礼の電話が入った。

2股の木にゴムをつけたパチンコを友達にもあげられるようにと私の父が作ってくれ、それを使って一緒に楽しく遊んだ友達にあげたら危ないから返して来いとお母さんに言われ返しに来た。

カードゲームのカードをお互いじっくり交渉して交換した数時間後、高いカードだから交渉は取り消せとお父さんに言われたと、その子が夜、交換キャンセルに来た。

チベット人の子供達は、あげたいと思ったらノートだって、お小遣いだって、ゲームだってあげちゃう。

息子は「これこそが、ひとつ格別の嬉しさを感じられるんだなあ」と、とても喜んでいる。

あげたりもらったり・・・あげる喜び、もらう喜び。

実はこの行為はものすごいことを子供達に教えてくれているのだ。




「悪いニュースなんですけど、お宅のお子さんがうちの子に石を投げたそうなんです。嘘を言うかもしれないからお宅の息子さんの言うことは疑った方がいいですよ。」と真剣におしかりの電話を受けいや〜な気持ちで息子の帰宅を待っていると、何度確認しても友達は投げたけれど息子は石を投げる真似をしただけだと言う。

その子の意地悪さにいろいろなことをして数人で対抗したらしい。

「誤解されるようなことをするでない。」と言いつつ、ならばその子は一体真実を語っているのだろうかとふと思った。

母親自身が『子供の言うことを信じるべからず』と言ったではないか。

それならばその子の言うこととて真偽の程はわからぬのではないか。

夜、再びその母親から電話が入った。

「もしもし、あの、息子さんは石を投げてないそうです。ごめんなさいね〜え。」

「・・・。」

日本はもう少し子供に任せたり、大きな流れを受け入れたりした方がいいかもしれない。

こういうことが続く社会は、息が詰まる。

「そうだ!こうしよう!」と思ういきいきとしたものがが行き止まりになっているような感覚がある。

子供の試行錯誤や冒険心を、心身の多少の危険を覚悟で見守りたい。

そしてお互いに見守るコミュニティーであって欲しい。

子供同士の毎日はどんな心模様なのか私たちに知る術はないのだ。

ひとつの出来事の範囲内で結論を出すのは単純すぎるし、傷つく程度も怒る程度も内気の程度も違う者同士の心の化学反応を完全に把握することなどできはしないのだ。




ここでは喧嘩や投石が叱られることはあるが、親が登場して相手の親を叱責するということはまずありえない。

ほとんどが当事者同士で片を付ける。

それがだめなら、仲間か年長の子供が登場、それがだめならその場に居合わせた大人が止めるのだ。

先日こんなことがあった。

バスで一緒の中学生のお兄さん同士が、バスを待っている時に殴り合いの喧嘩となった。

先生が発見して止めに入ったが、頭に血が上っているお兄さんは大きい上に腕力があって先生も歯が立たない。

結局片方が鼻血と涙を出したところあたりで、終結した。

血の気の多い中学生の男の子。

そこまでやりなさんなという感じだが、こんなことによって当人同士も、それを見ていた年下の子供達も、あそこまでやるとどうなるのかを目撃し、適当なところで折り合いをつけるか我慢をしようと自戒するのだろう。

彼らはこんな風に体当たりの喧嘩をするのだけれど、大方、イイモンの方が強いことがわかったと息子は言う。

「おかあさん、悪い方は、結局弱虫なんだよ本当は。」・・・確かに。

よほどの屈折したものから出る悲痛なパワーは破壊に突進するけれど、ここでは鼻血止まりかな。

燃え上がる誠の闘志はイイモンを勝利に導く。

そしてもっとスゴいことは、ここではイイモンが圧倒的多数派だということだ。







children on a hill







2008.11.12.Wed 14:27 | 日本人
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2015.06.01.Mon | -

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