CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>
NEW ENTRY
PROFILE
CATEGORY
ARCHIVES
LINK
様々に去来する思いを透かして
愛するチベット民謡を感じてくれたら。
エマレホー、Tibetan Indigenous Music!
なんて素晴らしい!
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


2015.06.01.Mon | -
人は外
 このマクロードガンジーという町の中心街は実に狭い。

15分くらいもあれば端から端まで歩くことができる。

そこにお寺やらお土産屋、雑貨屋、八百屋、喫茶店、レストラン、サイバーカフェなどがひしめいている。

従って、毎日2回もそこを往復していれば面が割れてくる。

そして道はいつでも人で一杯だ。

朝は5時ころから夜の9時半くらいまで町は静まることがない。

お土産屋同士の声の掛け合いやら知り合いの挨拶やらちょっとした小競り合いの罵声やら・・・。

現地人に国の内外からの観光客とそれに対応したタクシーやリキシャ、牛、野良犬、物乞いが加わる。

ビッビィー、ワンワン、ボンジュール?、じゃあまた、マネー

バイヤーッ!、モ〜、ハロータクシー?、トットット、タシデレ

ナマステ、ビーーーッ、デボ?、アンニョンハセヨ〜

ってな感じだ。

臭いも様々、人々の外見も様々、音も様々なものが入り混じってこの町ができている。




お数珠や、護摩のための香となる松などを携え、早朝から続々とチベット人達がお寺詣でに出かける。

息子を送りに行く道すがら、そんな彼らと大勢すれ違う。

町の要所要所にはチベット風のパンとカプセ(かりんとう)とベジモモ(野菜の入ったふかしまんじゅう)の売り子達が毎日やはり早朝から店を出している。

土産店の中は無人、しめしめと思ってウィンドウショッピングを堪能していると背後から店員が入ってくる。

店員が外にいるせいだ。

ほとんどは道の反対側で隣の店の店員と話をしたりチャイを飲んでいる。

それに屋台が多いから当然屋外に人が増える。

買い物や立ち食いをする人達。

ちょっとしたおやつになる韓国の辛いところてんもどきとか、揚げ菓子とか、焼きトウモロコシとかを売る屋台もあれば、アクセサリーやショールや漢方薬、カタ(チベットのスカーフ)売り、靴下売りなんてのもいる。

また水回りが外にある家もまだ多く、そうなれば家事の多くが屋外の作業となる。

食器洗いも洗濯も外でしゃがんでする。

トイレだって雪降る真夜中だろうが下痢だろうがいちいち外の共同トイレへ。

しかも、我が家の隣のツクラカンでは行事がしばしば行われ、そうなれば世界中の人々が集まってくる。




こんな風だから寂しくない。

目が覚める頃には町には音が行き交っているし、早寝の私が寝る頃まで誰かしらの声が聞こえる。

帰国したらこれがこたえる。

逆ホームシックになってしまうのだ。

これは部屋の中だけで作れるような状況ではなく、どうにもならない。

そういえば、私の親戚のチベット人が来日した際、公園でひとりぼーっと座っていたら奇異な目で見らるので、すぐ帰って来たなんてことがあった。

ぼーっと暇してる人は少ないし、するなら室内でするのが日本流。

そして朝早く、買い忘れたパンを買うためにコンビニに行くときなど、スーツを着たおじさんやお姉さんたちが脇目もふらず足早に通り過ぎすれ違う。

そうしなければならない便利できっちりした世界なのさ。

ご近所のご主人を見つけて「おはようございます。」と言えば、「おはようっす。」とさっさと駅に急ぐのが普通。

(文房具屋のお兄さんが、「アチャ、これ食べたら?」と立ち食いのお菓子を勧めてくれたっけなあ。)

(立ち止まって握手したまま短い立ち話を一日何回しただろう。)

(用もないのにお坊さんの友人から電話がかかってきたっけなあ。)

などとなつかしんでは足取りが重くなる。




だからまた懲りずにここに来ちゃうんです。

日本でも私の周りにこんなこミュニティーができていったら。










2008.11.21.Fri 15:14 | チベット人
スポンサーサイト

2015.06.01.Mon | -

(C) 2018 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.