CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>
NEW ENTRY
PROFILE
CATEGORY
ARCHIVES
LINK
様々に去来する思いを透かして
愛するチベット民謡を感じてくれたら。
エマレホー、Tibetan Indigenous Music!
なんて素晴らしい!
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


2015.06.01.Mon | -
おちょんの箱
日本でのある日、息子が仲良しの女の子と公園で遊んでいるうち、その辺に咲いている野草を摘み始めた。
手に握っている花が花束になる頃、どちらから言い出したのかはわからないが、「小学校の隣の文房具屋さんのおばあちゃんにこれをプレゼントしようよ。」となったそうだ。
2人はちょっとうきうきして歩き出したことだろう。
露草とかヒメジョオンとかオシロイバナとかたんぽぽとか(季節めちゃくちゃ?)、そんな花達だ。
そのおばあさんにかわいらしい野の花の花束をあげると、おばあさんはたいそう喜んでお礼に2人にお菓子をくれたそうで、息子は喜んで帰宅した。



と、次の日その話を聞いた無邪気でいかにも子供らしい友達がうらやましがり、「僕も花束をプレゼントしよう。」というよりは「僕もプレゼントしてお菓子をゲットしよう。」と勢い込んで下校した。
彼は野の花なんか見つけて摘んでいるのは時間もかかるし、貧相だと思ったのか、母親に庭のあじさいをたんともらってボリュームたっぷりの花束を手に文房具屋に向かった。
おばあさんはいつものようにお店の奥にじっと座っている。
「あの、これあげます。」
と差し出したのはいいが、おばあさんからは・・・?
「あら、どうもありがとう。」の一言。
立ち去りがたく少しの間じっとしていた彼にも気づいていなかったに違いない。
彼はお店を出ると、
「このクソババアー!」
と罵声をあびせて走り去ったということだった。
この話を涙が出る程大笑いして、絵に描いたような昔話じゃないのと聞いていた私は、何だっけと思い出すと。



そうだ!『舌切り雀』!
毎日遊びに来ていた雀のおちょんが洗濯のりを食べたことに腹を立てたおばあさんが、おちょんの舌をちょんぎってしまい、おちょんはどこかへ逃げて行った。
おちょんを可愛がっていたおじいさんは、それを知っておちょんを探しに出るがなかなか見つからない。
その途中で様々な人に出会うがおちょんの居場所を教えてあげる代わりに無理難題をやり遂げろと言う
おちょんに会いたい一心でおじいさんはそれを誠実にクリアしてついにおちょんに会うことがかなう。
おちょんはおじいさんにおいしいご馳走をうんと振る舞い、帰りに2つの箱の好きな方をお土産にあげますと言うので、おじいさんは小さい方の箱を選ぶが、帰ってみてみると宝がどっさり。
それを聞いたおばあさんは急いで同じ道を急ぐが、無理難題はごまかしてクリアした振りをし、おちょんが料理を用意しようとするのを断りさっさとお土産をくれろと要求する。
もちろんそれが目的だから大きい方の箱を選んで持ち帰ろうとするが、重くて重くて帰り道に背中からおろしたとたん中からムカデやら蛇やらがわんさと出て来たという話だった。



得が目的の人真似はろくなことにならないのだ。
神様にはちゃんとばれてしまうし、へたをすると悲運が訪れる。
行動する時は、その元となり突き動かそうとするものが澄んだ心かどうか自問した方がいいということだ。
チベット仏教で言う『動機が大事』ってこと。
ということは逆に言えば、真心から何かをしたいという所から行動したら宇宙に鐘が響き渡るのだ!
ディンゴ〜ン、ディンゴ〜ン
それからついでにもうひとつ、何かをしてあげようと思った瞬間、間髪を入れず行動するのがよろしいらしい。
例えば物乞いが視野に入り、「あ、なんて気の毒なんだろう。」と思った瞬間にポケットに手を入れ寄付しようとするが千円札しか入っていなかった時 、egoが出てきて「いいの?千円もあげちゃって。ランチが食べられるのに。」などと言う声を聞き、「え〜とお財布に小銭あったっけ。」なんて考えているうちに物乞いを通り過ぎてしまって宇宙に鐘が鳴る機会を逸してしまう。



真心であることが鍵・・・インコの餌みたいな『真心』という名の、MADE IN CHINAひまわりの種スナックを食べて忘れないようにしようっと。





old monk




2008.12.01.Mon 16:58 | -
スポンサーサイト

2015.06.01.Mon | -

(C) 2018 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.